COLUMNコラム
2021/05/29
エフフォーリアの1枠1番は、なんか嫌だよね♪~東京優駿に向けて~
先週のオークスを勝ったのはユーバーレーベン。
私の予想でも「単勝は危険だが、追い込んで3着には来るイメージ。3連複や3連単を買うなら、実はユーバーレーベンを軸に買うのも良いかもね」なんてことを述べてたが、まさか勝つまでは予想出来なかった。
さすがはミルコ。まだまだ健在だな。今度ウチの生産馬にも乗ってもらおう。
さてと、ユーバーレーベンの勝利で、私が持った二つの違和感。ひとつはチームラフィアンが初めてのクラシック制覇だということ。これは本当に意外でした。
そして、もうひとつこそが最大の違和感。確かにミルコの騎乗には執念を感じた。岡田繁幸会長も空の上で喜んでいたでしょう。
でもね、私の本音はユーバーレーベンの鞍上は、柴田大知であってほしかった。確かに近年の柴田大知の成績は誉められたものではないが、今でも私の頭の中は「マイネル=柴田大知」なのよ。それは岡田繁幸会長も望んでいたことではなかったか。
だから柴田大知には、もう一度奮起してもらいたい。天国の岡田会長のために、そして何よりも自分のために。「チームラフィアンのエースは、この俺だ!」と。
仮にユーバーレーベンに柴田大知が乗ってたら、私も本命にしてたんだけどな。逆にそれだと勝てなかったか(苦笑)。
今週は「競馬の祭典」日本ダービー。このコラムを書いている時点で、ダービーの枠は決まっております。そしてわたくし覆面生産者が買いたい馬もね。
注目の無敗の皐月賞馬エフフォーリアは1枠1番。ん?、随分と極端な枠になりましたな。なんかこの枠は嫌じゃね?
シンボリクリスエスの狂気の血を受け継いだエピファネイア。そんなエピファネイア産駒で最内枠。馬群の中のストレスで、狂喜の血が目覚めてしまったら…。
かつてジョッキー時代に1番人気でダービーを勝った某調教師と食事した時に、その調教師が言った言葉が今でも忘れられない。
「ダービー当日は朝から普通じゃない」と。
今年の皐月賞馬エフフォーリアは強い。普通の状態で普通に走れば、普通に勝てる。それこそ鞍上の横山武史が寝ていても勝てる。
だが日本ダービーは、競馬に関わる全ての人々の最大の目標なんですよ。そりゃダービー当日は、ジョッキーの精神状態も普通じゃないに決まっている。しかも単勝1倍台の断然人気の馬に乗るとなったら…。
かつて若かりしの福永祐一は、頭の中が真っ白になってキングヘイローを暴走させた。あの岡部幸夫大先生でさえ、皇帝シンボリルドルフの上で右往左往していたと聞く。
エフフォーリアの鞍上は22歳の若武者、横山武史。君は1番人気の馬で挑むダービーのプレッシャーに、潰されない自信があるか? どうなんだ?
そして横山武史がプレッシャーどころか、楽しみながら普通に乗れば、もしくは寝ていれば(笑)、普通にエフフォーリアが勝つでしょう。
それでも私が買いたいのは人気を落とすアノ2頭!!
土曜日の夜にダービー出走全馬の解説をする。
写真はダービー馬のキズナ。このキズナと私が単複を的中させた俺の?ロジャーバローズとの共通点は?
それはどちらも1枠1番でダービーを勝っていること。なんだ、そしたら今年は普通にエフフォーリアが勝つんだな(笑)。
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