COLUMNコラム

角田晃一調教師試験合格!

我が牧場にも今年最初の新しい生命が誕生しました。お父さんがタニノギムレットの男の子です。少し小ぶりですが、皮膚の薄い品のある馬が出たと思っています。3年後、お父さんも走った日本ダービーに出走できるように、愛情を持って育てていきたい。

すでにご存知の方も多いと思いますが、角田晃一騎手が調教師試験合格により、今月一杯で騎手を引退する事になりました。
調教師試験を受けているという話は以前から聞いていたが、とうとうこの日がやって来てしまった、というのが今の正直な気持ちです。

思えば平成3年の桜花賞でシスタートウショウの単勝を取らせて貰って以来、今日まで角田騎手を応援してきました。そのシスタートウショウを始め、フジキセキ、ノースフライト、ジャングルポケット、ヒシミラクル、そして昨年のアントニオバローズ。「人馬一体」という言葉がこれ程当て嵌まる騎手は、角田晃一を於いて他にはいません。だからこそ彼の騎乗にはドラマと物語が生まれるのです。もう彼の様な華が有り、ある意味クセの有る勝負師のジョッキーは二度と出てこないでしょう。私の心にもポッカリと大きな穴が空いてしまいました。

平成22年2月一杯を持って角田晃一騎手を引退。それと同時に私の青春も終わりを告げる。

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