COLUMNコラム

秋華賞後記と今年の菊花賞を斬る!!

「一番人気ヌーヴォレコルト以外の単勝を買う事に美学がある」と、予想コラムでも述べた今年の秋華賞。

9番人気の本命馬サングレアルは、4コーナーを外めから上がって行き、直線の脚も際立っていたので興奮したが、結果は残念ながら5着。予想が外れて不謹慎だが、納得出来たレースだった。上がりの脚もメンバー中で最速だったからね。

馬体重は2キロ減の404キロも、最終追い切りは長めから活気のある動きを披露。パドックでの馬体も絞まっていて、何ひとつ不安が無かったが、終わってみれば枠順の差があったようだ。

勝ったのはディープ産駒のショウナンパンドラ。紫宛ステークス組からの初の栄冠に輝いた。「紫宛ステークス組なんかはいらない」と予想した時点で終了。本当に申し訳ありませんでした。

ヌーヴォレコルトには先行馬を掃除するぐらいの気持ちで乗ってほしかったが、負けて強しの内容だった。

2番人気のレッドリヴェールは、あんなもんだろう。出負けが響いたと言っても、直線ではサングレアルに差されているからね。この馬は福永から豪腕タイプのジョッキーに乗り替わった時が勝負。それまでは手を出さない。

サングレアル本命を今でも後悔していないが、そんなものは自分よがりのセンズリと一緒。予想を挙げている以上は、結果も出さなければいけない。

今年の秋華賞の不的中、誠に申し訳ありませんでした。

今週は3歳牡馬クラシックロード最終章の菊花賞。秋華賞のヌーヴォレコルト同様、ダービー馬ワンアンドオンリーが断然人気になりそうだ。

ワンアンドオンリーの父ハーツクライ自身が、菊花賞で人気になりながら7着に負けているので不安視されている声もあるが、私は普通に走れば普通に馬券内に来ると思っている。何故ならワンアンドオンリーのダービー、そして前走の神戸新聞杯は菊花賞モードのレースをしたからだ。

ワンアンドオンリーと親父のハーツクライとでは、レースの内容がまるで違う。ハーツクライのダービー2着なんか、後ろからトコトコ歩いて来ただけのレース。こんな馬が一番人気だなんて、当時は笑ったもんだ。

菊花賞の詳しい見解は予想コラム内で述べるが、私の本命は人気を落とすアノ馬。土曜日の夜に出走全馬の解説をする。

10月も終盤に入り、我が牧場の紅葉も色づいてきました。「天高く馬肥ゆる秋」というフレーズにぴったりの景色です。

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