COLUMNコラム

生産者目線で今年の凱旋門賞を語る。

当サイトのユーザーでもある私の知り合いから、「今年の凱旋門賞について触れて欲しい」というリクエスト。

今年の凱旋門賞ですか?レースの途中で何回もアクビが出そうなくらい、それはそれは退屈なレースでした。以上、終わり!!

これで終わったら、リクエストしてくれた知り合いから怒られそうだ(苦笑)。

今年の凱旋門賞は、私の競馬仲間や牧場関係者を含めた10名でのライブ観戦。日本馬が勝ったら御祝いのシャンパンも用意(しかもピンドン!!)。ええ、レース前から盛り上がってましたよ!!その盛り上がりもレースの序盤で終了。

レースが終わっても私を含めた皆一同、口を開けてのポカーン状態。

「アレ、確か今年は日本馬が3頭いたよね?最後の最後に来たのが、もしかしてハープスターかな?」等と頭の中を整理していると、私の隣に居たA君が、顔を真っ赤にしながらカウンターを叩いた。そして一言、「アイツらはフランスに遊びに行ったのか!!」と吐き捨てた。実はこのA君はハープスター、ジャスタウェイの関係者。そりぁ、あんな騎乗してたら怒るわな。それが関係者なら尚更だわ。

昨年のキズナ武豊の騎乗には燃えたね。同じ日本馬のオルフェーヴルを閉じ込めてでも勝つんだ!!という気迫を感じさせた。でも今年の日本人騎手には「勝ちに行く」姿勢どころか、アウェイの雰囲気に完全に飲み込まれていたかの様な騎乗ぶり。やっぱりレースが大きくなればなるほど、騎手の存在が大切になる。そしてやっぱり、武豊は本当に偉大だよ。

来年の凱旋門賞には既に、武豊&キズナのコンビが参戦を表明。来年こそ「本物の」日本人ジョッキーが、我々競馬ファンの胸を熱くするレースをしてくれると、今から確信している。

ちなみに御祝いで開ける予定だったピンドンは、ヤケ酒で振る舞われました(苦笑)。

先週のスプリンターズステークスの予想は完敗。穴馬本命も、スノードラゴンまでは見れなかった。有料予想会員の皆様方には、ご迷惑おかけしました。

今週は久しぶりの地獄の3日連続開催。勝負レースは土曜日のいちょうステークス、そして日曜日の毎日王冠。

今週は金曜日の夜にメルマガ予想を配信します。

写真は母馬との仔分けから10日ほど経った、キングヘイローの女の子。今ではすっかり母馬のことなど忘れています。産まれた時から走る雰囲気を持ったグッドルッキングホース。私が大好きなチビちゃんです。同じ父を持つカワカミプリンセスぐらい走らんかな。

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