COLUMNコラム

高速化し続ける日本の馬場に本物の外国招待馬なんか来やしない

11月9日の京都ファンタジーステークスにて、ベルカント号で厩舎初の重賞レースを勝利した角田晃一調教師。「嬉しさよりも、とりあえずはホッとしたのが本音です」と私だけに語ってくれた。なるほど、我が牧場だけではなく、他の牧場や馬主さんからも良血馬を預かる角田厩舎。「本来ならば、もっと早くに結果を出さなくてはいけない」と、重賞勝利の喜びよりも、あくまでも自分自身を叱咤する角田先生。さすがは勝負師の角田晃一です。

そのベルカント号の次走は牝馬限定の阪神JFではなく、男馬と一緒に走る朝日杯に決定。実は私も阪神の外回りコースで行われるジュベナイルFよりも、直線の短い中山の朝日杯の方が、ベルカント号には合っていると思っていた。今年の2歳は男馬よりも牝馬の方がレベルが高いからね。

私と角田先生の考えが見事に一致した今年の朝日杯。その注目の朝日杯は12月15日。ベルカントの走りに刮目せよ!!

写真は我が家から出てきたノースフライト人形。しかもゼッケンには京都牝馬特別の文字が。このノースフライト人形は今は発売していない貴重なもの。このノースフライト人形に角田先生にサインしてもらいました!!私の中ではノースフライトは武豊ではなく、あくまでも角田晃一だからね。それにしても、この角田調教師サイン入りのノースフライト人形。角田晃一ファンなら生唾もんの代物だよね(笑)。インターネットのオークションに出品したら高く売れるかな(苦笑)?

今年のジャパンカップ外国招待馬のメンツは、このレース設立以来最低のメンバー。当たり前だ。今もなお高速化する日本の固い馬場なんかに、本物の外国招待馬が来る訳がない。私が馬主でも多少賞金が高かろうが、ジャパンカップには行かせないよ。しかも出走を予定していた菊花賞馬のエピファネイアも辞退。今年のジャパンカップは今いちメンバーが手薄なのが残念。となればジェンティルドンナ、ゴールドシップの一騎討ちか?はたまた人気薄の穴馬が2強の一角を崩すのか?既に私のジャパンカップでの本命馬と買い目は決定。詳しい見解は今週末。

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