COLUMNコラム
2013/07/12
今週はマジメに馬の話でもしようか。
今週は週の始めの月、火曜日はセレクトセールへ。水曜日は我が牧場の社長との食事会。木曜日は日高の生産者同士の親睦会に出席。この週 は行事だらけで、あっという間に日にちが過ぎてしまった。結局この生産者コラムも、またもや週末の更新となってしまった。本来なら週の真ん中辺りで更新したいのだが。すいません。気長にお待ちくださいね。
私の知り合いから、「セレクトセールについて一筆書いて欲しい」と言われたのだが、セレクトセール関連の内容は、各競馬雑誌等でイヤと いう程取り上げられている。今更ながら当コラム上で取り挙げるつもりもなかったが、私の率直な感想は、「相変わらずディープの仔は高いで すね」という事だけ。以上、終わり(笑)。これで終わらせたら知り合いに怒られそうなので、もう少しだけ書くか。
でもね、奥さん(誰?)。私は当コラムでマジメに馬の題材を書こうとすると、必ず眠気が襲って来ます。今からは眠気との戦いだな。
近年、社台スタリオンが導入した種牡馬の中でも、私の注目はワークフォース。
3歳時に英ダービーと凱旋門賞を制した名馬です。同じく社 台スタリオンに導入されたハービンジャーと比較される事が多いが、私は断然にワークフォース推し。ハービンジャーは根性無しのデインヒル系。これだけでも怪しいのに、キングジョージで歴史に残る大差勝ち。これが益々持って怪しい。逆を言えば、日本の高速馬場に対応出来る産 駒をハービンジャーは出せるのかねえ。一方のワークフォースの凱旋門賞は、日本馬のナカヤマフェスタにやっとこさの勝利。
これが良いんですよ。血統も日本の高速馬場に実績を残しているキングマンボ系で、走らせられる下地も出来ている。セレクトセールでの上場された産駒を見ても、ハービンジャーの仔はデインヒル譲りのガチッとした馬体の造りをした産駒が多い。いかにもパワー型だな。逆にワークフォースの仔は 軽いイメージで、日本の高速馬場にも十分対応出来そう。我が牧場の繁殖牝馬にも昨年、そして今年とワークフォースを種付けしたが、やっぱ り私の考えは間違いではなかったと確信した。その確信を確認するために、セレクトセールに行った様なもんだからね。ディープの仔なんて、 どうせ高く売れるのだからほっとけばいい。なんか今週は生産者コラムっぽいぞ!!(笑)。
写真は今年産まれたワークフォースの女の子。社台グループのワークフォースの仔と比べても、全くヒケを取らないグットルッキングホー ス。今年から調教師となった飯田裕厩舎に入ります。
今週は大荒れ必至の函館記念。穴馬からの勝負となりますので、有料予想会員の皆様、今週もよろしくお願い致します。
マリナーズの岩隈君がオールスターメンバーに選出。岩隈推しの私としては嬉しいのだが、このところの岩隈は、らしくないピッチングが続 いている。日本では経験していない中4日の登板が、ここに来て彼の体調を崩しているのか。ライバルのダルビッシュも、故障者入りでオール スターを断念。残りのシーズンを考えたら、岩隈も少し休んだ方が良いかもしれないね。
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