COLUMNコラム

トーセンジョーダン出走回避で、札幌記念は大混戦?

日中の暑さとアブを避ける為の夜間放牧。今年産まれた当歳馬も元気に夜間放牧をしているが、そろそろ疲れも出てきたのか、毎日入れ替わりでチビちゃんが熱発している。
突発性の風邪なので大したことはないのだが、この時期の当歳馬が一番気をつけなければいけないのが白痢という症状。青草を食べることにより腸の中で青草が発酵して熱を持つ。その熱により腸の中の悪玉菌が増え、抵抗力の弱い当歳馬は細菌性の下痢を起こします。この白痢に掛かると常にお腹がモヤモヤするので、チビちゃんがお母さんのおっぱいを飲まなくなります。酷くなると腸の動きが弱くなり、お腹が張ってフン詰まりを起こし腹痛の引き金となります。
写真は今年産まれたステイゴールドの女の子。この仔も軽い白痢で休養中。とにかく白痢になったら青草は厳禁。乾燥牧草で我慢してもらう。獣医の先生に抗生物質の注射を打ってもらっているので、あと2~3日もすれば元気に放牧出来るだろう。
今年で3年目になる札幌開催イベントは、過去にないぐらいの大不振で会員様には迷惑の掛けっぱなし状態。本当に申し訳ありません。その不振の輪をかける様に、今週の札幌記念はトーセンジョーダンの出走回避により難解なレースとなる。詳しい見解は今週末。
先週残念ながらWIN4で終わった、16点予想のWIN5も合わせて会員様には配信します。

メールを登録でお得な情報を今すぐゲット!